別府観光モデルコースは何月がいい?1月〜12月の月別ガイドまとめ
由布岳や金鱗湖の紅葉の見頃は例年10月下旬〜11月下旬で、10月上旬〜中旬にはまだ本格的に色づきません。ただ10月の由布院は、夏の混雑が一段落し、平均最高21.0℃・最低9.9℃と歩きやすい気候のなかで、湯の坪街道の食べ歩きや金鱗湖の散策、観光辻馬車での盆地一周が落ち着いて回れる時期です。この記事では、由布院駅を起点に徒歩でほぼ完結する10月の1日モデルコースを、時刻と費用の目安つき行程表にまとめました。
由布院は由布院駅・湯の坪街道・金鱗湖が一本道でつながり、車がなくても回れるのが特徴です。まず、かかるお金と所要時間を並べたので、そのまま予定に落とし込めます。
10月・1日コースの行程表(時刻と費用の目安)
| 時刻 | 行動 | 交通・費用(大人1人) |
|---|---|---|
| 9:30 | 由布院駅に到着・観光案内所で情報収集 | 大分空港からバス約55分・2,000円 |
| 9:45〜10:45 | 観光辻馬車で盆地を一周(佛山寺・宇奈岐日女神社) | 大人2,500円/所要約60分/当日9時から販売 |
| 10:50〜12:00 | 湯の坪街道を散策・食べ歩き | 散策無料 |
| 12:00〜13:00 | 昼食(由布まぶし 心 駅前支店ほか) | 実費/由布院駅から徒歩1〜2分 |
| 13:10〜13:30 | B-speakでPロールを購入 | 10:00〜17:00/由布院町川上3040-2 |
| 13:40〜14:40 | 金鱗湖を散策 | 散策無料/由布院駅から徒歩約20分 |
| 14:40〜15:40 | 湯の坪街道へ戻りカフェ・立ち寄り湯 | 実費 |
| 15:50 | 由布院駅へ戻る | 徒歩 |
有料でまとまった出費になるのは観光辻馬車の2,500円と昼食・買い物くらいで、金鱗湖・湯の坪街道の散策や由布岳の眺めは無料です。辻馬車に乗らず徒歩だけで回れば、施設費はさらに抑えられます。おおよその1日の内訳は次のとおりです。
| 費目 | 目安(大人1人) | 備考 |
|---|---|---|
| 空港〜由布院の往復バス | 4,000円 | 片道2,000円×2 |
| 観光辻馬車 | 2,500円 | 乗らなければ0円 |
| 昼食・食べ歩き・土産 | 各自 | 実費 |
| 金鱗湖・湯の坪街道の散策 | 0円 | 散策無料 |
10月の由布院は「紅葉のピーク前」——気温と服装
10月の由布院で押さえておきたいのは、紅葉のピークにはまだ早いという点です。由布岳(標高1,583m)の紅葉は例年10月下旬〜11月下旬が見頃とされ、10月上旬〜中旬に訪れると、山肌や金鱗湖畔の木々はまだ緑が残ります。逆に言えば、紅葉シーズンの混雑を避けて温泉街をゆっくり歩けるのが10月前半の利点です。
気温は、気象庁の平年値(湯布院・1991〜2020年)で10月の日最高が21.0℃・日最低が9.9℃・平均15.0℃。日中は長袖シャツ1枚で歩けますが、朝晩は10℃前後まで下がるため、羽織りものが要ります。
| 項目 | 10月の数値(平年値) | 備考 |
|---|---|---|
| 日最高気温 | 21.0℃ | 日中は長袖で快適 |
| 日最低気温 | 9.9℃ | 朝晩は上着が必要 |
| 平均気温 | 15.0℃ | 9月(20.7℃)より大きく下がる |
| 降水量 | 117.3mm | 折りたたみ傘があると安心 |
| 日照時間 | 145.8時間 | 9月より晴れ間が増える |
盆地特有の冷え込みで、朝は金鱗湖の湖面から湯気が上がることもあります。金鱗湖は温泉と清水が流れ込んで年間を通じて水温が高く、由布市も「冬の早朝には湯気が立ち上る」と紹介しており、10月下旬以降の冷えた朝ほどこの光景に出会いやすくなります。
10月に「見られるもの・まだのもの」早見表
その時期に何が期待できて、何がまだなのかを先に整理します。
| 見どころ | 10月上旬〜中旬 | 10月下旬 |
|---|---|---|
| 由布岳・金鱗湖の紅葉 | まだ緑が多い | 色づき始め〜見頃入り |
| 湯の坪街道の食べ歩き | 通年楽しめる | 通年楽しめる |
| 観光辻馬車 | 運行(定休は1/1〜3/1) | 運行 |
| 秋のイベント | 牛喰い絶叫大会など | 紅葉散策 |
| 混雑 | 夏より落ち着く | 紅葉目当てで増加 |
紅葉を主目的にするなら10月下旬以降、温泉街の散策と食べ歩きを静かに楽しむなら10月前半が向きます。
午前: 由布院駅から辻馬車と湯の坪街道
スタートは由布院駅。大分空港からは大分交通のバスで由布院駅前バスセンターまで約55分・2,000円、福岡方面からは観光列車「ゆふいんの森」でもアクセスできます。駅の観光案内所で当日の情報を集めてから歩き出すと動きやすいです。
まずは観光辻馬車で盆地を一周するのがおすすめです。由布院駅前を出発し、佛山寺・宇奈岐日女神社をめぐって駅前に戻る約60分のルートで、料金は大人(中学生以上)2,500円・小人(4歳〜小学生)1,800円。乗車チケットは当日午前9時から由布市ツーリストインフォメーションセンターで販売され、運行便数は日によって変わります。定休は1月1日〜3月1日なので、10月は運行しています。人気の乗り物のため、乗るなら朝いちばんに券を確保しておくと確実です。
| 観光辻馬車 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 大人2,500円/小人1,800円(2025年時点) |
| 運行ルート | 由布院駅前〜佛山寺〜宇奈岐日女神社〜由布院駅前 |
| 所要時間 | 約60分 |
| チケット | 当日午前9時から販売(便数は日により変動) |
| 定休 | 1月1日〜3月1日(10月は運行) |
辻馬車のあとは、駅から金鱗湖へ続く湯の坪街道を歩きます。土産物店や食べ歩きの店が並ぶ通りで、散策自体は無料。昼食は、由布院駅から徒歩1〜2分の由布まぶし 心 駅前支店が便利で、豊後牛・地鶏・鰻の3種類の「由布まぶし」を土鍋ご飯で味わえます(定休は木曜)。
午後: B-speakのPロールと金鱗湖の散策
午後は甘いものと湖の散策です。湯の坪街道からやや高台にあるB-speak(ビースピーク)は、1999年開業のロールケーキ店で、看板商品の「Pロール」は甘さ控えめの素朴なケーキ。営業は10:00〜17:00、月に2日の不定休で、住所は由布院町川上3040-2です。売り切れることもあるため、午後の早い時間に寄っておくと安心です。
締めは金鱗湖へ。由布院駅から徒歩約20分、湯の坪街道を抜けた先にある小さな湖で、明治初期の儒学者・毛利空桑が、魚の鱗が夕日で金色に輝くのを見て名付けたと伝わります。散策は無料で、湖畔を一周しても20〜30分ほど。10月前半は周囲の木々がまだ緑ですが、水辺の静けさと由布岳を背にした眺めは、紅葉期の混雑がない分ゆっくり味わえます。帰りは湯の坪街道のカフェや立ち寄り湯で一息ついてから駅へ戻ります。
| スポット | 由布院駅からの距離 | 料金・営業 |
|---|---|---|
| 湯の坪街道 | 徒歩すぐ〜約15分 | 散策無料 |
| 由布まぶし 心 駅前支店 | 徒歩約1〜2分 | 実費/定休木曜 |
| B-speak | 徒歩約10分 | 10:00〜17:00/月2日不定休 |
| 金鱗湖 | 徒歩約20分 | 散策無料 |
10月のイベントと立ち寄り情報
10月の由布院周辺では、秋ならではの催しがあります。代表的なのが由布院牛喰い絶叫大会で、地元で育てた牛肉を炭火で焼いて食べ、由布岳に向かって思いを叫ぶ恒例行事です。2025年は第51回として10月13日(月・祝)に湯布院町川上の並柳牧場で開催され、受付は9:30〜10:20、参加費は一般(中学生以上)4,000円・小学生以下2,000円、先着400名の事前予約制でした。開催日や参加方法は年によって変わるため、参加するなら公式情報で最新の日程を確認してください。
| イベント | 時期の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 由布院牛喰い絶叫大会 | 10月中旬(2025年は10/13) | 並柳牧場・要事前予約・一般4,000円 |
| 由布岳・金鱗湖の紅葉 | 例年10月下旬〜 | 散策無料・見頃は月末以降 |
アクセス早見表(空港・鉄道から)
| 出発地 | 交通手段 | 所要時間・料金 |
|---|---|---|
| 大分空港 | 大分交通バス(直行) | 約55分・2,000円 |
| 福岡(博多) | 特急「ゆふいんの森」など | 観光列車で乗り換えなし |
| 由布院駅 | 徒歩(金鱗湖まで) | 約20分 |
車で訪れる場合も、市街地の散策は駐車場に車を置いて徒歩で回るのが現実的です。
この行程をアプリでそのまま作る
10月の由布院は「主要スポットは徒歩圏だが、辻馬車の受付時間・店の定休日・日暮れの早さに予定を合わせる」のが悩みどころです。AVA Travelなら、行き先と日数を選ぶとAIがモデルコースと旅程を自動作成し、由布院駅・湯の坪街道・金鱗湖を無理なく結ぶ徒歩ルートにまとめます。辻馬車やB-speak、金鱗湖のようにLIKEしたスポットは地図にまとまるので、位置関係を見ながら回る順番を組み替えられます。昼食のまぶしや街道のカフェを探すときは、好みに合う飲食店をAIが提案してくれます。





