東尋坊の旅行費用はいくら?遊覧船2,000円・芦原温泉駅からバス790円で1泊2日は約3.5万円〜
東尋坊は「断崖の展望台が1か所」という場所ではなく、柱状節理の崖(散策無料)・観光遊覧船の乗り場・海抜100mの東尋坊タワー・北へ約2kmの雄島が南北に散らばっています。初めて行くと、崖を歩いてから「やっぱり船にも乗りたい」と乗り場へ引き返したり、雄島まで歩いて往復して疲れたりと、同じ道を何度も戻りがちです。
この記事は「何を見るか」ではなく、どの順番で回れば戻らずに済むかに絞りました。移動時間の実数値をもとに、初めての人がやりがちな非効率な回り方を先に挙げ、そのうえでタワーで俯瞰→崖→遊覧船→雄島という半日ルートを、料金・所要つきの行程表にしています。同じ福井の他エリアと合わせた回り方は、記事末の福井県の観光記事一覧も参考にしてください。
戻らない半日ルート(順番・所要・費用)
まず結論の行程表です。時刻は10時着を想定した目安で、費用は大人1人分です。
| 順番 | スポット | 所要 | 次への移動 | 費用(大人) |
|---|---|---|---|---|
| ① 10:00 | 東尋坊タワーで全体を俯瞰 | 約20分 | 徒歩すぐ | 500円 |
| ② 10:25 | 東尋坊商店街を抜けて崖上へ | — | 徒歩約5分 | 無料 |
| ③ 10:35 | 東尋坊(柱状節理の崖)を散策 | 約40分 | 乗り場まで徒歩約3分 | 無料 |
| ④ 11:20 | 観光遊覧船で崖を海側から | 約30分+待ち | 徒歩で商店街へ | 1,500円 |
| ⑤ 12:10 | 東尋坊商店街で昼食・お土産 | 約50分 | 車約10分/バス | 実費 |
| ⑥ 13:10 | 雄島に渡り島を一周 | 約40分 | — | 無料 |
ポイントは、最初にタワーへ上がって全体の位置関係をつかむことと、崖と遊覧船を続けて片づけて商店街まで戻らないことです。雄島は東尋坊から離れているので、体力と交通手段しだいで最後に入れるか省くかを決めます。
初めての人がやりがちな非効率な回り方
先に「やらないほうがいい動き」を3つ挙げます。ここを外すだけで往復のロスが減ります。
| ありがちな失敗 | 何が非効率か | 正しい動き |
|---|---|---|
| 福井駅から東尋坊行きの直通バスを探す | 福井駅からの直通バスは無い | えちぜん鉄道で三国駅・芦原温泉駅まで行きバスに乗り継ぐ |
| 崖を歩いてから乗り場へ引き返す | 遊覧船に乗るか迷って往復する | 乗る前提で崖→遊覧船を続けて回る |
| 雄島まで歩いて往復する | 片道約2km・徒歩25〜30分かかる | 車かバスで移動、時間がなければ省く |
東尋坊への公共交通は、福井駅からはバスで東尋坊まで行けないため、電車で芦原・三国エリアまで行き、そこからバスを利用するのが前提です。福井駅から乗り換えなしで着くつもりでいると、この時点でつまずきます。
主要スポットの料金・営業時間
崖の散策そのものは無料で、有料なのは遊覧船・タワー・駐車場だけです。東尋坊の散策は24時間いつでも自由で、定休日はなく、料金は基本無料(駐車場利用者は別途料金)です。
| 対象 | 料金・営業時間 | 備考 |
|---|---|---|
| 東尋坊(崖の散策) | 無料・24時間自由 | 定休日なし |
| 観光遊覧船 | 大人1,500円/小人750円 | 所要約30分 |
| 東尋坊タワー | 大人500円/小人300円 | 展望台入場料 |
| 駐車場 | 普通車1台500円 | 周辺はすべて有料 |
車の最寄りは北陸自動車道の金津ICで、駐車場はすべて有料で、普通車1台につき500円です。有料駐車場が商店街の入口付近に集まっているため、車でも公共交通でもスタート地点は東尋坊タワーのある商店街入口になります。
① まず東尋坊タワーで全体を俯瞰する
順番の起点にタワーを置くのは、先に全体像を見ておくと崖のどこを歩き、遊覧船がどのあたりを回り、雄島がどの方向かを一度に把握できるからです。東尋坊タワーは東尋坊のお土産物街の中心部に建つタワーで、海抜100m・地上55mから越前海岸や九頭竜川河口、東尋坊、白山連峰などの眺望を楽しめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入場料 | 大人(中学生以上)500円・小人300円 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(冬季 9:00〜16:30) |
| 位置 | 東尋坊商店街の中心部(バス停・駐車場から近い) |
東尋坊タワーの営業時間は9時から17時(冬季は9時から16時30分)です。夕方遅くに着くと冬季は入れないことがあるので、タワーに上がるなら早い時間に済ませておくと安心です。
②③ 商店街を抜けて崖を散策する
タワーを出たら、そのまま東尋坊商店街を海側へ抜けます。東尋坊商店街の営業時間は9時から17時(冬季は16時頃まで、店舗により異なる)で、この通りを抜けた先が崖です。バス停からは徒歩約5分で崖にたどり着きます。
崖は約1kmにわたって柱状節理の断崖が広がり、この規模の柱状節理は世界で3か所しかないといわれる、地質学的にも貴重な場所(世界三大絶勝)です。崖の上を歩くだけなら30〜40分ほど。ここで往復のロスを避けるコツは、引き返さずに崖の先端側の遊覧船乗り場まで進んでしまうことです。乗り場は崖から徒歩数分の位置にあります。
④ 遊覧船で崖を海側から見る
崖の上を歩いたあとに遊覧船へ続けて乗ると、同じ崖を上と下の両方から見られて動きに無駄がありません。遊覧船は約1kmにわたる崖を海から見られる観光船で、ライオン岩・軍艦岩・ろうそく岩・雄島といった周辺の見どころを約30分かけて巡ります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 大人(中学生以上)1,500円・小人(小学生)750円 |
| 所要時間 | 一周 約30分 |
| 運航時間 | 4〜10月 9:00〜16:00/11〜3月 9:00〜15:30 |
| 運休期間 | 12/29〜1/31(全便運休) |
運航については、一周約30分、営業は通常4月〜10月が9:00〜16:00、冬期11月〜3月が9:00〜15:30、運休期間は12/29〜1/31(全便運休)です。定員80名×2隻、69名×2隻で運航し、当日は海上の状況により発着場所の変更や欠航の場合があり、夏休み・GW期間中は営業時間が延長されます。天候で欠航することがあるため、乗るなら午前の海が穏やかな時間に組み込んでおくと確実です。
⑥ 雄島は「最後」か「省く」で判断する
雄島は東尋坊の北にある島で、崖の散策や遊覧船とは離れています。徒歩だと片道約2km・25〜30分かかるため、歩いて往復すると半日の予定が崩れます。車かバスで移動し、時間や体力に不安があれば省くのが現実的です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 島の一周 | 徒歩約40分(78段の石段あり) |
| 渡る橋 | 雄島橋(全長224mの朱色の橋) |
| 参拝料 | 無料(大湊神社が鎮座) |
| 東尋坊から | 車約10分/徒歩約25〜30分 |
雄島は雄島橋のたもとに石碑があり、224mの橋を渡った先の島全体が大湊神社の境内で、鳥居をくぐったら時計回りに進み、木陰の78段の石段をのぼるところから始まります。島は1周約40分で歩いて周れ、大湊神社の境内から東尋坊を眺めることができます。なお雄島のバス停は、2026年7月18日〜8月30日の夏季休暇期間中は安全対策のため休止となるなど、時期によって停車しないことがあります。訪問時期によっては東尋坊バス停から歩くことになる点に注意してください。
アクセスと「戻らない」ための入り方
どの駅から入るかでバスの所要時間が大きく変わります。三国駅からのほうが圧倒的に近く、芦原温泉駅からは45分ほどかかります。
| 出発地 | 東尋坊までの目安 | 交通手段 |
|---|---|---|
| えちぜん鉄道 三国駅 | バス約15分 | 京福バス東尋坊線 |
| 三国港駅前 | バス約8分・200円 | 京福バス東尋坊線 |
| JR芦原温泉駅 | バス約45分 | 京福バス東尋坊線 |
| 福井駅 | 直通バスなし(要乗り継ぎ) | えちぜん鉄道→三国駅などでバス |
えちぜん鉄道三国駅から京福バス東尋坊行きで約15分、JR芦原温泉駅からは約45分という位置関係で、三国側から入るほうがバス移動は短く済みます。バスを2回以上使うなら、東尋坊エリアを指定区間で2日間乗り降り自由の「東尋坊2日フリーきっぷ」がおとな1,500円・こども750円で、販売窓口はケイカン交通、JR芦原温泉駅アフレア内の観光案内所、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅です。雄島まで足を延ばす場合など乗り降りが増えるなら、この切符のほうが割安になります。
この行程をアプリでそのまま作る
東尋坊は「崖・遊覧船・タワー・雄島」が南北に散らばり、どの駅から入るか・車の有無・雄島を入れるかで、戻る距離と所要が大きく変わります。AVA Travelなら、行き先と日数を選ぶだけでAIがモデルコースと旅程を自動作成し、移動のルートも最適化してくれる。東尋坊タワーや雄島のようにLIKEしたスポットは地図にまとまるので、位置関係を見ながら「往復のない順番」に組み替えられます。商店街以外で海鮮の昼食やカフェを探すときは、好みに合う店をAIが提案します。







