北海道観光

函館といえば、日本三大夜景の1つ、あるいは世界三大夜景の1つと称される函館山から望むことができる100万ドルの夜景が有名です。しかし、函館には夜景以外にも、西洋文化と日本文化が融合した異国情緒あふれるレトロな街並みや歴史を感じる建造物、グルメなど数多くの魅力があります。グルメではカニやホタテなどの海の幸が特に有名ですが、その中でも「いかの街」と称されるほどイカ漁が盛んで、函館でイカの刺身を食べた人は皆、その濃厚な旨みにびっくりするといいます。是非、函館に訪れた際には新鮮な函館の海の幸を味わってみて下さい！

北海道一の大都市札幌は、冬の風物詩である雪まつりや、すすきの歓楽街、時計台、テレビ塔の他、郊外にはクラーク博士像がある羊ヶ丘展望台など魅力的な観光スポットで溢れています。また、札幌ラーメンや新鮮な海鮮などグルメも豊富です。札幌ビール博物館に併設されている札幌ビール園では恵庭の工場から直送される樽生ビールと共に北海道の王道グルメであるジンギスカンが味わえ、大人旅にももってこいです！

小樽は大正ロマン溢れる町並みが人気で小樽運河など風情ある景観を楽しめます。小樽から20kmほど離れた余市は、ニッカウヰスキー余市蒸留所があることで有名で、蒸留所にはウイスキー博物館もあり、その歴史を知ることができます。また、夏にはさくらんぼ、秋にはリンゴやブドウなど果物の産地としても有名です。ニセコは道内屈指のリゾート地で、夏はラフティングやサイクリング、冬はスキーやスノーボードなど様々なアクティビティを楽しみに季節問わず日本全国から多くの観光客が訪れます。

北海道のほぼ中央に位置する旭川市は札幌に次いで、北海道で2番目に大きい都市です。全国的に知名度が高い旭山動物園や北海道三大ラーメンの1つである旭川ラーメンが有名です。また、旭川市は豊かな自然に囲まれており、郊外に行くとダイナミックな自然が楽しめるスポットが数多くあり、オールシーズン楽しめます。富良野はラベンダーの里として知られており、ファーム富田や彩香の里など、ラベンダーガーデンが多く、毎年約100万人の観光客が押し寄せます。美瑛町はApple社がパソコンの壁紙として採用し、爆発的に知名度が上がった青い池が有名で、この他にも大自然を堪能できる魅力的な観光スポットが数多くあります。

洞爺湖は2017年に海外旅行者に日本で最もフォトジェニックな場所と評価されたエリアで、有珠山からの眺望はもちろん、グルメや豊かな自然ならではのアクティビティなど楽しみ方がたくさんあります。特に洞爺湖は最近カフェブームで、旬の食材を使ったメニューやコーヒーを提供するオシャレなカフェが多くあります。登別は太平洋に面しており、登別温泉やカルルス温泉など温泉街が有名です。日高では日本の競走馬の80%が生産されており、世界的にも知られている日高育成牧場があるため、競馬ファンに人気の町です。日高や洞爺湖で自然を満喫した後に、登別の温泉で1日遊んで疲れた身体を癒すのもいいかもしれませんね。

十勝は北海道らしい風景やグルメ、アウトドア、温泉が楽しめるエリアです。十勝では農業や酪農業が盛んで、特に小麦や乳製品などが多く生産されることから「スイーツ王国」とも呼ばれています。バターサンドで有名な北海道を代表するお菓子メーカー「六花亭」の本店やバウムクーヘンで有名な「柳月」の限定スイーツが食べられる施設などもあります。一方、釧路は全国でも有数の水揚げ量を誇る水産業の盛んな都市で、和商市場でいただける、市場にある色々なお店から好きな海鮮を選んで丼にのせて食べる勝手丼は絶品です！周辺には観光スポットも多く、中でも日本最大規模の湿原である釧路湿原やマリモの生息地として知られる阿寒湖は有名です。

世界遺産にも登録されている知床は自然豊かな観光地で、日本最後の秘境とも呼ばれており、その手付かずの自然を見ようと1年を通して多くの観光客が知床を訪れます。また、冬になると北極圏から流氷が流れ着き、流氷の上を歩く流氷ウォークや流氷ダイビングなどの珍しいアクティビティを体験することができます。また、知床半島の西側に位置する網走市でも、オホーツク流氷館や流氷で覆われた海を豪快に進む流氷砕氷船ガリンコ号など流氷は観光の目玉です。オホーツク流氷館ではマイナス18度を体験することができる流氷体験室があり、夏でも流氷を見て触ることができます！

夕張・岩見沢・滝川は札幌から車で1時間程度で行くことができ、豊かな自然と美しい花々、魅力的な観光名所に、スキーなどのアクティビティが存分に楽しめます。夕張はかつて炭鉱で栄えた歴史があり、炭と炭鉱の歴史を学べる資料館などが各地に点在しています。また、ご当地グルメにはジンギスカンや夕張メロンの他、最近では各所にワイナリーがオープンし、様々なワイナリーを巡るワインツアーも開催されています。

稚内は北海道最北端の市で、『日本最北端の地』を標す記念碑がある宗谷岬は観光には欠かせません。記念碑は北国のシンボル北極星の一稜をかたどった三角錐型のオブジェで、そのオブジェを通して見る雄大な日本海の眺めが訪れる人々を魅了します。また、宗谷岬の左下に位置するノシャップ岬や、稚内と並んで道北での観光の街として知られる留萌の黄金岬海浜公園から望める日本海に沈む夕陽はまさに絶景です。利尻島は夢の浮島とも呼ばれ、島全体が観光スポットとなっており、北海道土産の定番である「白い恋人」のパッケージにもなった利尻山や島の至るところに咲き乱れる様々な高山植物など自然を堪能できます。